母の日とは

母の日に対して、どのような思いを持っているのでしょうか。母の日は父の日と比較してもかなり認知度が高いですが、母の日の由来あたりはご存じでしょうか。

そのようなことまで知れば、もっとお母さんに感謝しようという気持ちを持つことが出来るかもしれません。

【母の日の由来 様々な国の違い】

母の日は、様々の国がありますが、それぞれ違った特徴があります。イギリスでは、17世紀頃に母の日が広がりを見せることになります。春分を基点にして復活祭(イースター)の日が計算され、復活祭の40日前の日曜日には「Mothering Sunday」と呼ばれる日が制定されています。

その時、奉公に出ていた子供たちが、一年に一回、家へ帰ってきて、お母さんとの時間を過ごしたと言われています。教会ではお母さんと面会をするイベントが開かれていました。

【アメリカの場合】

アメリカの場合は、南北戦争の最中だった頃、「Mother’s Work Days」という、負傷した兵の衛生状態を改善するべく活動をおこなっていた一人の女性がいました。それは、アン・ジャービスという女性です。

アン・ジャービスは亡くなってしまうのですが、そのあと彼女の娘アンナが、母親への敬愛や追悼の意を示し、お母さんが教師をしていた教会に、白いカーネーションを贈ったと伝えられています。

日本においても、母の日にカーネーションのお花を贈ることが定着したのは、これが由来となっています。 白いカーネーションは、教会の記念会に参加した人たちに一輪ずつ配られたと言われています。

まさに、娘のアンナが、お母さんを思う気持ちは多くの人たちに共感と感動を呼び、母の日に繋がっていくことになります。 やがて、大統領にまでその話しは伝わり、5月の第2日曜日に、記念日として制定されることになります。

【オーストラリアの場合】

様々な国で、お母さんに対しての思いは共通しているのかもしれませんが、母の日という特別な日に対しては違いがあります。オーストラリアでは、母の日は、春という感じではなく、秋です。

オーストラリアでは、お母さんにプレゼントするお花も、カーネーションではなく、菊の花がメインだったりします。菊というお花によって、日本の母の日とはちょっと違うイメージを作り出しています。

オーストラリアでは、母の日の由来は、ジャネット・ヘイデンという女性がキッカケで生まれたものとされています。ジャネット・ヘイデンは、ニューイントンの老人ホームへ訪れて、多くの、子供たちから見放されてしまったお母さんたちと出会います。ジャネットは、そんな可愛そうなお母さんたちになんとか元気になって欲しい思いから、地元の人たちも協力をして、プレゼントを贈ったと言います。

その季節において、菊の花がとても綺麗だったから贈られたということなので、たまたまという感じもありますが、菊の花は、「chrysanthemum(クリサンセマム)」という名前であり、「chrysanthemum(クリサンセマム)」には、「mum(マム)」という言葉が入っているから、母の日にふさわしいお花とも言われています。

【日本の母の日の場合】

様々な国々で、それぞれの母の日の受け止め方をしていますが、日本の場合は、アメリカから伝えられたということがわかっています。 日本での母の日は1913年頃にはじまったと言われています。

アメリカからもたらされた母の日が、当時の青山学院教授のアレキサンダー女史の紹介によって、キリスト教会などで頻繁におこなわれるようになり、大日本連合婦人会が結成された1931年には、皇后陛下の誕生日である3月6日が「母の日」となります。

しかし、皇后陛下の誕生日である3月6日が母の日というのは、日本ではあまり定着しなかったと言います。 やがて、母の日はアメリカに従い、5月の第2日曜日になったのですが、ここではじめて母の日が、多くの人たちに認知されるようになって来ました。

母の日は、カーネーションを贈るというのも、まさにアメリカイズムに従ったに過ぎないのですが、お菓子メーカーの森永製菓などが筆頭に、「母の日」を一生懸命アピールしていたとも言われていますので、母の日にお母さんへお菓子をプレゼントする習慣が定着しても、不思議なことではありません。

ただし、お菓子は、やはり、子供さんたちのものであり、子供さんからお母さんにお菓子を贈るというのはちょっと無理があったのかもしれないですよね。

【母の日にはカーネーションを贈る】

多くの国では、赤いカーネーションを母の日にプレゼントするというのが、一番多いようです。もともと、アンナがプレゼントしたのは、白いカーネーションだったはずです。しかし、アンナは、既に亡くなっているお母さんに対して、白いカーネーションをプレゼントしたということなので、健全なお母さんにプレゼントする場合とは何かしら区別する必要があるということで赤で区別したということです。日本の2018年母の日は、5月13日日曜日です。母の日の由来を知って、是非お母さんをいま以上感謝していただきたいですね。